民主主義
先日、夫から聞いた話ですが、「署名をすることはいけないことだ」とおっしゃる大人の方がいたそうです。
皆さんご存知のとおり、署名というのは、役所などにみんなの意見を聞き入れてもらうために、趣旨に賛同する人が、同じ意見だと言って自分の名前を書くことですよね。
私も、子どもの頃は「署名なんてどうしてするんだろう。そんなことをして大丈夫なのかなー。」と思っていました。子どもだった私は、偉い人に逆らうようなことをしてもよいのかなと心配だったのです。そんな私も大人になって、多くの人が同じ意見を持っているのであれば、偉い人だって多くの人の意見を聞くことが必要だということがわかってきました。
署名といっても、自分の意見と合うものもあれば、合わないものもあると思います。自分の意見と同じものだけに署名すればよいのです。合わないものまでおつきあいで署名する必要は全くありません。でも、おそらく日常頼まれるすべての署名が合わないということはないでしょう。自分で内容を吟味することなく、署名はすべていけないものだと思いこんでしまうことは、少し心配なことです。
東京都教育庁は、職員会議で教職員による挙手や採決を行ってはならないとする通知を都立高校などの学校長に出したそうです。ある識者は「このような状況で、生徒達に民主主義の多数決原理をどうやって教えるのか。」とコメントしていました。本当にそのとおりだと思います。これもまた、心配なことです。
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